卒業後の進路

現場を経験してから
目標の管理栄養士の道へ

壽﨑 明日香さん asuka suzaki

平成19(2007)年度 短期大学部食物栄養学科卒業
宮崎県 高鍋高等学校出身
勤務先:介護老人保健施設 春風

病院で勤務した後
管理栄養士になりたかった

最初に就職した病院では、厨房で調理を担当していましたが、中村学園大学短期大学部に入学した当初は「将来は管理栄養士になりたい」と考えていました。大学の栄養科学部であれば卒業と同時に試験を受けることができますが、大学への編入は希望せずに、現場で経験を積んでから管理栄養士になりたいと思っていたので、短大を出てまずは働くことを選びました。

管理栄養士になってからも、自分自身が調理の仕事を経験していたので調理師さんたちとも関わりやすいだけでなく、実際の作業工程が頭に入っているので、献立も立てやすいです。働きながらの管理栄養士合格は大変な道のりですが、これまでの人生で一番勉強した経験は貴重な財産です。合格した今でも、福岡市が主催する管理栄養士の勉強会や講演会などに参加し、積極的に情報収集を行っています。

子育てが落ち着いたら病院に勤務して勉強したい

調理の仕事から栄養士、そして管理栄養士へとステップアップし、その間に出産も経験。産休・育休を経て、育児をしながら現在の職場では管理栄養士として、ケアプランの作成やカンファレンス、発注業務や利用者の食事モニタリングなどの業務を行っています。次の目標は、育児が落ち着いたら病院の管理栄養士として働くこと。病院で勉強して知識を増やし、最終的には在宅訪問の栄養士として、病院の少ない地域、病気を持っていながらも入院できないという方の支援を行っていきたいと考えています。

「病院で働きたい」というのは漠然とした目標だったのですが、複数の現場を経験するうちに、高齢者の方の在宅支援ができたらと思うようになりました。入院中は良いのですが、「家に帰ると何を食べて良いのか分からない」という方が多いということに気づき、サポートできればと感じたのがきっかけです。キャリアアップの過程で見つけたさらなる目標に向かって、日々勉強を続けたいと思いますし、ゆくゆくは独立してそうしたことができればと思っています。

Life Planning

  • 福岡市内病院に入職
    厨房業務(調理)を担当
  • 給食委託会社に入社
    福岡市内病院の栄養士として勤務
  • 在職中に管理栄養士に合格
    同病院事業所で責任者を務める
  • 介護老人保健施設に勤務
    派遣の管理栄養士として勤務
  • 「介護老人保健施設 春風」に入職
    管理栄養士として勤務

お客様目線を大切に
ヒット商品を作りたい

溜 美里さん misato tamari

平成26(2014)年度 短期大学部食物栄養学科卒業
福岡県 久留米商業高等学校出身
勤務先:株式会社 トスデリカ

私の開発した商品が、
お客様のお役に立てる
ことが嬉しい

スーパーやコンビニなどの惣菜やサラダを製造する会社で、商品開発に携わっています。営業が全国や各地のスーパーなどの市場でキャッチした情報を製造現場で共有したり、実際に自らマーケットリサーチに出向いたりして、試食・試作を繰り返して新商品を作っています。入社1年目から、主に既存商品のリニューアルを担当。一日分の野菜の3分の1が取れるあんかけ焼きそばやブランド食材と有名メーカーのだしをコラボレーションさせたスープなどを開発し、売上増を達成しました。開発に携わった商品が売り場に並び、お客様の手に届いたとき仕事のやりがいを感じますし、それがヒットするとなおさら嬉しいですね。お客様の目線を忘れずに「美味しい!」「また食べたい!」と言っていただけるよう1商品1商品に思いを込めて作っていきたいです。

幅広い調理実習と
そこで得た知識が
現場で活かされています

中村で学んだ和・洋・中の幅広い調理実習が、仕事の基盤となっています。実習で知ることができたさまざまな料理の味、トッピングや色合い、食材の組み合わせは、開発のヒントになって今も役立っています。特に先生に教えていただいた「師範の味」は、私の財産です。2年間の熱いご指導に感謝しています。

食物栄養学科は何より先生方が熱心で優しく、ときには厳しく指導してくださる温かい学部です。栄養士を目指す方、食に興味がある方にぜひ入ってほしいです。2年間はあっという間で忙しいですが、今の時間を大切に夢に向かって頑張って、自分の輝ける場所を見つけてください!